出張パーソナルトレーニングの定番!スクワットの驚きの効果!

こんにちは!女性のための出張パーソナルトレーニングの efficiency です。

スクワットは、出張パーソナルトレーニングでも、よく取り入れているトレーニングの1つで、皆さんもご存知だと思います。
スクワットが身体に良かったり、ダイエットやボディメイクに良いのは知っている。
でも、実際にどこが鍛えられて、どのような効果、メリットがあるのか、詳しくはわからずにやっている方も多いのではないでしょうか?

そこで、そこで今回は、老若男女やらない理由はない!と言えるスクワットの素晴らしさに関してご説明していきます。

スクワットの効果

  • 身体機能の向上
    • 筋力UP
      主に下半身の筋肉にはなりますが、全身の筋力が増えます。
    • 柔軟性UP
      スクワットでは、股関節、膝関節、足関節が動きます。これにより、それぞれの関節の可動域が改善されていきます。
  • 代謝の向上
    スクワットで使う主な下半身の筋肉の大腿四頭筋、ハムストリングス、大殿筋、内転筋はなんと、
    全身の筋肉の約70%にもなります。
    これらの筋肉が鍛えられることによって、効率的に基礎代謝量をあげることができます。
    また、スクワットのような強度の高い運動の場合、エクササイズ後も代謝は高まり、カロリー消費が続いていきます。
  • 美しい脚になる
    意識的に鍛えなければ、弱くなってしまう筋肉が鍛えられるので、バランスの良いメリハリのある脚になります。
    ヒップアップにも大変効果的です。
  • 日常動作が楽になる
    床から重いものを持ち上げる動作や、階段の昇り降りなど、スクワットの動きができると効率的に筋肉が使えるようになるため、疲れにくくなります。
    身体機能が低下してきたご高齢の方などは、特に効果を感じやすいと思います。
  • 糖尿病や血糖値の改善
    大きい筋肉が増えることで、ブドウ糖の筋肉への取り込み量が増えます。
    こうして血液内に糖が余ることを防げます。
  • 血液循環の向上
    脚には太い血管や神経、リンパが多く集まっている筋肉があります。
    ここが鍛えられると血液や老廃物が押し出され、全身の血液の循環が良くなります。

スクワットで鍛えられる筋肉

大腿四頭筋

太腿の前側にある筋肉で、4本あります。
全身の筋肉の中で一番大きい筋肉のため、鍛えると代謝が上がり、痩せやすくなります。
膝関節の安定にも関わるので、弱まると膝の痛みにつながることもあります。

ハムストリングス

腿の裏側の筋肉です。
ハムストリングスが弱く硬くなると、腰痛の原因になったりします。
お尻の下の筋肉でもありますので、鍛えることでヒップアップも期待できます。

大殿筋

お尻の筋肉で、意識して鍛えないと弱くなりやすいです。
身体をまっすぐ立たせる、歩く、走るなどの基本的な機能があります。
骨盤の位置を健康的に整えてくれるため、鍛えておきたい筋肉です。
若々しく、美しいボディライン作りにも重要。

内転筋

太腿の内側にある筋肉です。
脚を閉じるときに働き、骨盤を安定させてくれます。
内転筋を鍛えると、内腿が引き締まるので、脚がスッキリ細く見えます。

腹横筋

お腹の深層の筋肉です。
まるでコルセットのように、お腹と腰を押さえていて、正しい姿勢を維持する働きがあります。
腹横筋が鍛えられると、腰痛の予防にもなり、内臓をしっかり支えてくれるので、ぽっこりお腹も解消されます。

スクワットのやり方

スクワットも様々なやり方がありますが、今回はワイドスクワットをご紹介していきます。
ワイドスクワットは、スクワットの中でも特に大殿筋やハムストリングス、内転筋を鍛えられる種目です。
女性のボディメイクには、おすすめのスクワットですので、是非試してみてください!
※関節に痛みがある方は無理なさらず、お医者さまにご相談の上、行ってください。

  1. 身体の前で腕を組みます。
  2. 足幅を肩幅の1.5倍〜2倍ほどに広げます。
  3. 胸を張って軽くお辞儀をします。
    ※背中は丸めずに、且つ腰を反り過ぎないようにしましょう。
  4. お尻を後ろに引き出しながら、ゆっくりしゃがんでいきましょう。
    ※膝とつま先の向きは合わせます。
    ※目線は首が背中と同じ角度で、斜め下あたりを見ます。

15回 3セットを目安に行いましょう。

負荷を増やすには?

上記は重さを持たないスクワットですが、関節に痛みがなく、負荷が足りないと感じられる方は、より深くしゃがんでいきましょう。
目安は、太腿と床が平行になるくらいです。
深くしゃがめば、しゃがむほど、お尻と内腿の筋肉に刺激が入ります。
余裕のある方は、身体の前でダンベルなどを持って行うと更に効果的です。

高齢者とスクワット

スクワットは老若男女に効果的なエクササイズです。
むしろ、ご高齢の方にこそ、継続的に行っていただきたいとさえ感じます。
前述のスクワットは難しいというご高齢の方向けのスクワットもご紹介します。
大事なご家族の習慣に、是非取り入れていただければと思います。

  1. 背もたれのある安定した椅子を用意する。
  2. 椅子の背もたれの後ろに立ち、背もたれに手を掛ける。
  3. 脚を肩幅に広げる。
  4. 胸を張って、少しお辞儀をする
  5. 椅子を支えにお尻を後ろに引き出し、しゃがみ、立つ。
    ※できるだけ手の支えに頼らずに、脚の力で行いましょう。

健康寿命が大事

日本の平均寿命の2019年のデータによると、

男性:81.41歳
女性:87.45歳

となっているのですが、健康寿命(日常生活が制限なく送れる期間)は、

男性:72.68歳
女性:75.38歳

となっており、人生の後半8〜12年は介助、介護が必要な状態だということがわかります。
この長い期間を、活動が制限された状態で過ごすのは、ご本人にも、ご家族にとっても、寂しいですよね。

このように、寿命を伸ばすことはもちろんですが、健康寿命をいかに長くするかが大事です。

筋肉は100歳でも太くなる、というデータもあり、スクワットは、脚の筋力と柔軟性を高めますので、歩行機能の維持や、転倒防止が期待できます。
いつからでも遅くありません。早めに筋トレを習慣化していきましょう!

脳の認知機能を改善

筋トレをしている人は、認知症が少ないというデータがあります。

加齢によって、脳の神経細胞が壊されて、認知症になってしまうのですが、運動をすることで、脳の神経細胞が刺激され、神経細胞自体が再生します。これによって、認知症を予防できることがわかっています。

また、加齢によって生じたアミロイドβというたんぱく質が、脳の神経細胞を壊してしまうことでも、認知症は進んでしまいます。
しかしこれも、運動により分泌されるネプリライシンという酵素が、アミロイドβを分解してくれることで、認知症を防いでくれるのです!

また、糖尿病になってしまっている方は、アルツハイマー型認知症のリスクが2倍になる、とも言われています。
このことからも、糖尿病の方は尚更、糖尿病の改善のためにも、認知症予防のためにも、筋トレは有効である、と言えるでしょう。

まとめ

スクワットの魅力、おわかりいただけましたでしょうか?

ダイエットやボディメイク以外にも、年齢問わず、身体の健康にとって多くのメリットがあるスクワットは、やはり筋トレの王道ですね。

詳しいフォームのご確認など、是非、女性のための出張パーソナルトレーニング efficiency をご利用ください!
また、efficiency のトレーナーは、ご高齢のお客様への対応も経験豊富です。
大切なご高齢のご家族への依頼も、お待ちしております。